子犬のママたちの
ハッピーセカンドライフ もう一つの選択肢
「引退犬」

ワンコを家族に迎えようと思ったときに、
多くの方はブリーダーさんやペットショップから、
あるいは保護犬センターからという
選択肢をイメージするかもしれません。
その中に、「引退犬」を迎えるという選択肢
があることをご存知でしょうか?
家族としてワンコを迎えたいと考えている方に、ぜひ知って欲しいもう一つの選択肢、
「引退犬」についてご紹介します。

HAPPY SECOND LIFE OF RETIRED DOG

STORY 01

シラスの好きなことをさせて
楽しく過ごさせてあげたい

STORY 01

1匹だけ離れた場所にいたシラスとの出会い

うちには10歳になるワンコがいて、夫や娘と「もう1匹いてもいいかもね」と話していたんです。ただ、「引退犬を受け入れよう」という考えはありませんでした。そのタイミングで、ワンコを飼う予定だった友達と一緒にす~し~ずさんに見学に来て、たまたま紹介されたうちの1匹がシラスだったんです。
ほかのワンコたちが元気に遊ぶなか、シラスだけが少し離れて、吠えたり動き回ったりすることなく、みんなを見守っている姿が印象的でした。帰ってからもシラスが気になって、す~し~ずさんに「うちに迎えたい」って相談したんです。ただ、うちには人間社会で育った先住犬がいるので、犬の社会で育ったシラスと仲良くなれるか、ドキドキのスタートでしたね。

「離ればなれにならない家族を作ってあげたい」

シラスを我が家に迎える決め手になったのは、娘のひと言でした。
シラスと出会った日に家族にブリーダーや引退犬の話をしていたら、娘が「その子を引き取って、離ればなれにならない家族を作ってあげたい」って言ったんです。産まれたばかりの子と引き離されてしまうシラスを思っての言葉で、そういう考え方があったのかと、ㇵッとさせられましたね。
トライアルでシラスを迎えた時に、先住犬の子が吠えなかったんですよ。最初から2匹がいい距離感を保って過ごしていたので、いい関係を築けるかもしれないと思えたことも、シラスを迎えた理由の1つです。

新たな環境に一緒に慣れていくことが里親の務め

我が家に迎えてから一度だけ、シラスが体調を崩してしまったことがあるんです。6年間過ごした家を離れて、新しい環境に来たことで、ストレスを感じてしまったんだと思います。その時は、す~し~ずさんのもとに返しました。

それでもシラスの家族になりたいという思いがあったので、体調が戻ってから「シラスに負担がかかるなら諦める」という条件で、もう一度迎えたんです。帰ってきたシラスはそれまでと全然態度が違って、落ち着いているように見えました。
シラスはトイレもごはんもきちんとしつけられていたので、受け入れやすかったのですが、ある程度年齢を重ねてから違う家庭に移り、そこから馴染ませていくのは容易じゃないなと感じましたね。

シラスのペースで楽しく生きてほしい

シラスはおとなしくて、最初はなかなか寝付けないくらい気を使っている印象だったんですが、うちに来て半年くらい経った今は、先住犬にちょっかいを出すくらい慣れてくれました。これまでたくさんのワンコのなかで頑張ってきた分、今は自分に目を向けてもらえる喜びを感じているようで、夫や娘に甘えてますね。
あと、祖父母がシラスをすごく気に入ってくれたんです。ある程度年齢を重ねたシラスの落ち着いた感じが、日々をゆったりと過ごす祖父母に合ったのかもしれません。

シラスを迎える時にす~し~ずさんから「ひざが悪い」と伺っていたんですが、体の不調も含めて受け止めるのが、引退犬との暮らし方なのかなと思っています。
もう6歳を過ぎて生活のペースもゆったりしてきているので、一緒に遊ぶというより、シラスの好きなことをさせて楽しく過ごさせてあげたいという気持ちです。

STORY 02

我が家に来てくれて
本当にありがとう

STORY 02

チラシで見つけた可愛い子・ハモとの出会い

先代のワンコが虹の橋を渡ってから1年ほどが経ち、気持ちの整理もできたので、新しい家族を探そうと思っていたんです。これまでのワンコたちも里親募集で迎えた子たちだったので、同じように迎えたいなと考えていました。
近所のワンコ仲間の方にも「新しい家族を迎えたいんだよね」と話していて、その方から「す~し~ずさんで里親を募集してる子がいるよ」と教えてもらったんです。その時にいただいた里親募集のチラシにとても可愛い子の写真が載っていたんですが、その子がハモでした。
す~し~ずさんのお宅に伺って実際にハモに会った瞬間、ビビッと電流が走りました。我が家は釣りバカ一家なので、ハモという名前にも運命を感じましたね(笑)。

当初の不安を払しょくしてくれたハモの変化

里親として、どんな子でも迎え入れる気持ちでいました。ただ、同時に、その子が環境に馴染めなかったらどうしよう、大家族で育った子が急に1人になって大丈夫かな、という不安もありましたね。

迎えた頃のハモは「食が細くてやせ型」と伺っていたので、ドキドキしながら一緒の生活をスタートしたのですが、今では食が細かったとは思えないほど食いしん坊になって、体重も増えました。
す~し~ずさんに里帰りした時には、その変化に驚かれましたね(笑)
ワンコに囲まれた生活と人間に囲まれた生活は、きっとまったく違うものなので、そういう変化も現れたのかなと思います。

新しい家族がつないでくれた家族のキズナ

ハモを迎えてから、私たち家族は大きく変化したように思います。ずっとワンコと暮らしてきた家族なのですが、ハモを迎える前の1年間は初めてワンコのいない生活を経験したんです。なんとなく会話が減り、家族で出かけることも少なくなっていることを感じていました。
そんな状態の我が家にハモが来てくれて、自然と笑顔や会話が増えたんですよね。ハモと家族と一緒に過ごす時間が増えて、みんなで出かける楽しみを思い出して、最近は毎週末、家族みんなでドライブに繰り出しています。私たちにとって、ハモはかけがえのない家族の一員です!

我が家に来てくれたこの子に伝えたい「ありがとう」

よく「成犬になってから飼い始めるのは、子犬を飼うより難しい」と聞きますが、私はそうは思いません。引退犬は長くワンコの社会で過ごしてきているためか、落ち着いている子がほとんどだと実感しているからです。その子の性格や特徴と向き合って理解を深めながら、愛情を注げば、さらなる愛を返してくれます。

毎日、ハモの幸せそうな顔を見るたびに、「我が家に来てくれて本当にありがとう」って思うんです。引退犬を迎えようと考えている方がいたら、いままで頑張ってきたその子の第二の犬生を有意義なものにするためにも、たくさんたくさん甘えさせてあげて、一緒にのんびり健やかに過ごしてほしいですね。

Flow

  1. お問い合わせ

  2. 見学・面談

  3. トライアル

  4. ご家族としてお迎え

お問い合わせいただく前に、
必ずご確認いただきたいこと

  • ワンコと過ごす時間を十分に取れる状況、幸せに育てられる環境(住宅)ですか?
  • 新しい家族を迎えることに家族全員の同意は取れていますか?
  • ご家族に動物アレルギーの方はいませんか?
  • 家族として迎える準備、最期の時までそばにいる心の準備や覚悟はできていますか?
  1. TOP
  2. 引退犬のセカンドライフ