チワワ専門
「Bramver’s(ブランバーズ)」
門脇ブリーダー
三重

子犬の親兄弟ともしっかり対面して
これからの生活を想像したうえで
“家族の一員”として迎えてあげてほしい。

BREEDER STORY 2 チワワを迎えられる方への想い

子犬の親や兄弟を見てもらうことが新しい家族の安心感につながる

STORY 05

ペットとしてワンコを譲ることもあると思いますが、飼い主さんとのコミュニケーションで大事にしていることはありますか?

子犬を譲る時には、なるべくその子の親や兄弟、おじいちゃん、おばあちゃんを見てもらうようにしています。よく「他の犬舎では、親を見せていただけませんでした」って、聞くんですよ。でも、親や兄弟を見て、大きくなった姿を想像できた方が、安心感がありますよね。

成犬になってからの体格が想像できると、一緒に生活していく未来がより強く意識できそうです。

そうでしょ。私達も新しいワンコを迎える時は、海外であっても必ずブリーダーさんのところまで行きます。そこでワンコの親兄弟を全部見てからでないと、迎えるか決められません。

3匹は、兄弟なのだそう。大きくなるのが楽しみです!
3匹は、兄弟なのだそう。大きくなるのが楽しみです!
お耳ピーン。おめめはクリクリ。
お耳ピーン。おめめはクリクリ。

先ほど遺伝の話もありましたが、家族を見ることは大事なんですね。

とても大事ですね。あと、飼い主さんの家庭の状態も、必ず伺うようにしています。家庭環境によって、サイズや性格、月齢など、適したワンコが異なってくるからです。例えば、小学生のお子さんがいる家庭では、一緒に走り回って遊びたいでしょうから、骨のしっかりした大きな男の子のワンコがいいかもしれません。年配のご夫婦であれば、おとなしい子がいいでしょう。

飼い主さんの状況をすべて伺ってから、その家庭に合う子をチョイスさせていただいて、選んでもらっています。飼い主さんとワンコ、お互いが不幸にならないことが一番ですからね。

おっしゃる通りですね。そこまで考えていただけると、飼い始める時の不安も解消されそうです。

かつて「仕事が忙しくて、1日2回しかごはんをあげられないかもしれない」という方がいました。ただ、子犬の間は1日3回ごはんをあげてほしいので、「1日2回でOKになる月齢まで、うちで育てましょう」って、提案したことがあります。

うちの近くに住んでいる飼い主さんで、朝ワンコを預けていって、夕方迎えに来る方もいます。私達が譲ったワンコに限りますが、保育園的なこともしているんです。家庭環境が変われば悩みも変わるので、幸せに暮らしてもらえる工夫はできる限りしますし、飼い主さんとは一生の付き合いになりますね。

仲良し兄弟のじゃれあい。いつまでも見ていられます。
仲良し兄弟のじゃれあい。いつまでも見ていられます。
振り返って見せてくれた、奇跡の一枚。
振り返って見せてくれた、奇跡の一枚。

緊急時もワンコと一緒に過ごすため

「クレート」トレーニングは欠かさないで

STORY 06

ワンコと幸せに暮らしていくため、飼い主さんに意識してほしいことはあるでしょうか?

譲る方に伝えていることは、子犬を連れて帰ってすぐにフリーにしないこと。まずは60~90cmのサークルの中で生活させて、トイレトレーニングなどもそこで始めてほしいです。そして、構いすぎないこと。子犬は初めての場所で緊張しますから、人が隣で見ているだけでも落ち着きません。最初は放っておいて、ゆっくり寝かせてあげてください。

飼い始めたばかりだと、ついつい一緒に遊びたくなってしまいますが、場に慣れるためにも必要以上に構わないことが肝心なんですね。

最初は心配も多いでしょうから、飼い主さんには「何かあったら電話してください」と伝えていますね。
もう1つ、ワンコと暮らすうえで重要なことが、クレートに慣れさせることです。万が一、災害が起こった場合に、クレートの中でじっとしていられないと、避難所で受け入れてもらえないことがあります。かなりシビアな話です。

クレートが苦手なワンちゃんは多い印象ですが、どのように慣れさせるといいでしょう?

クレートを楽しい場所にしてあげましょう。入れっぱなしにさせるわけではなくて、クレートの中でごはんをあげたり、お昼寝させたり。日常に取り入れると、多くのワンコはクレートに慣れてくれます。

クレートの中でごはんをあげていた飼い主さんから、「家族が出かける雰囲気を出しただけで、ワンコがクレートに入って、『出かけるんだよね』って顔して待ってるんです」って、聞いたこともあります(笑)。そうなれば、おでかけでも災害時の避難でも、どこでも連れていけるので、飼い主さんもワンコも安心ですよね。

クレートに慣れさせることって、すごく重要なんですね。

ブランバーズさんのところでは時間を決めてクレートトレーニングをしているそう。
みんな驚くほど落ち着いています。

小柄な体格に穏やかな性格日本人の生活に寄り添うチワワ

STORY 07

たくさんのNo.1を受賞してきたブランバーズさんですが、今抱いている目標はありますか?

これからもドッグショーにチャレンジし続けたいです。ただ参加するのではなくて、「ブランバーズがまたいい子を連れてきた」と称賛され、長くトップを取り続けることが目標。

そして、チワワのクオリティを上げていきたいですね。日本ではチワワは人気犬種ですが、需要が高いということは、質が下がっても売れるということでもあります。だからこそ、クオリティを上げる努力をして、これからも長く愛される犬種にしたいです。

一時のブームではなく、長く人と生活をともにするパートナーであってほしいですよね。

そうですね。チワワって、とても日本人に合う犬種だと思うんです。日本の住宅は狭いけど、小柄なチワワなら家の中でも飼いやすいし、エサも少量だから、経済的にも負担が少ないと思います。

性格もすごく柔らかいんですよ。かつては「チワワはうるさい」ってイメージがありましたが、うちの子達は無駄吠えしないし、噛みません。ワンコを譲った飼い主さんから「こんなに静かなら、もう1頭迎えたい」って、連絡をいただくこともあります。多頭飼いもしやすいと思いますね。

初めてワンちゃんを飼う方でも、飼いやすいかもしれませんね。

本当に飼いやすい犬種なので、パートナーとして、家族の一員として迎えてあげてほしいですね。そういう気持ちでいてほしいから、衝動買いのようなことは避けてください。ブリーダーさんのところに行って、ワンコの親や兄弟も見て、判断することをオススメします。

そして、ブリーダーさんも、ぜひ親兄弟を見せられるブリーダーになってほしいです。最近、日本のブリーダーさんからも「いい子をブリーディングしていきたい」と、連絡が来るようになって、意識改革が進んでいるのかなって感じます。「いいワンコを生み出したい」という想いが広がることは、喜ばしいことですよね。

INFORMATION 基本情報

動物取扱業登録番号
四販第22-7号(確認済み)
見学地住所
三重県四日市市
犬舎運営者
門脇 千鶴
飼育犬種
チワワ

・ご見学をされたい方へ

チワワ、ヨークシャーテリア共にスタンダードに沿い、お顔、骨格構成、性格の良さなど揃えたブリーディングを心がけており、常にドッグショーに参加し、世界的な評価をいただいております。

当犬舎の子たちは遊ぶ時間とクレートで休む時間などメリハリを作っていますが、基本的に犬たちはみんなフリーで私たちと同じ生活スペースで一緒に過ごしております。
子犬とその両親、祖父母たちを見て頂けるとお顔の可愛さ、性格の良さを分かって頂けると思います。

お気軽にお問い合わせ、ご見学下さい。

お問い合わせいただく前に、
必ずご確認いただきたいこと

  • ワンコと過ごす時間を十分に取れる状況、幸せに育てられる環境(住宅)ですか?
  • 家族全員の同意を取れていますか?
  • ご家族に動物アレルギーの方はいませんか?
  • 一人暮らし、もしくはお子様がいるご家庭ではないですか?
  • 家族として迎える準備、最後の時までそばにいる心の準備や覚悟はできていますか?
  1. TOP
  2. チワワブリーダー
  3. チワワ専門「Bramver’s(ブランバーズ)」門脇ブリーダー