チワワ専門
「Twinkle Twinkle(トゥインクルトゥインクル)」
河本ブリーダー
滋賀

ワンコのいろんな不調と向き合ってきたから
飼い主さんに困りごとがあった時に
アドバイスしたり寄り添ったりできるのかな

BREEDER STORY ブリーダーストーリー

ステキな巡り合わせが つないでくれた チワワブリーダーへの道

STORY 01

河本さんは、何がきっかけでブリーダーを目指したのでしょう?

実は、覚えてなくって(苦笑)。私の子どもたちがちっちゃい時から、漠然とチワワのブリーダーがしたいなって。知り合いにパピーミルとかからワンコを保護してる人がいて、その人がチワワのブリーダーもしてて、なんとなく知ってたからかもしれないんですけど。

もともとワンコは飼っていたんですか?

今の地域に引っ越してくる前はアパートに住んでいたので、ワンコは昔から飼っていたわけではなかったんです。ただ、おじいちゃんやおばあちゃんがワンコを飼ってて、小さい時からワンコとふれあう機会はありました。保育園の頃に今の地域に引っ越してきてから、実家で柴犬を飼うようになったんです。我が家は母以外みんな動物好きで、お父さんはたまに捨て犬を見つけて拾ってきたりしてて、小さいながらに私も捨て犬や捨て猫を拾ってくるような子やったんです。結婚して実家を出てからはワンコと一緒に暮らしていませんでしたが、子育てしてる間はずっと家にいたから、mixiってSNSをよく見てたんですよ。その中のワンコのコミュニティを見てたら、ミニチュアピンシャーの里親を募集してて、めっちゃかわいいやんと思ってミニピンのアヤをお迎えしたんです。その後くらいから、漠然とチワワのブリーダーがしたいなと思って。

ミニチュアピンシャーではなく、チワワのブリーダーだったんですね。

はい。ネットでいろんな犬種を見て、いいなって思ったんでしょうね。あと、当時はチワワのクーちゃんが流行ってたみたいで、「アヤちゃんもチワワちゃう?」とか言われたりしたんですけど、テレビ録画派でCMは早送りしちゃうから基本見てなくてあまり記憶にないんですよね。けど、今思えば、アヤはミニピンだけどスムースコートチワワみたいな感じでした(笑)。
知り合いのブリーダーさんに「チワワのブリーダーしたいねん」って相談したら、「こんな子いるけど」って何匹かチワワを見せてくれたんです。一緒に行った息子が「この子やないとイヤや」って言ったブラックの女の子を迎えて、息子が「黒いからくーちゃん」って名付けました。

その子をきっかけに、ブリーダーを始めたんですか?

くーちゃんは体がちっちゃくて、足も痛めてたから、出産は結局無理やったんです。けど、そこからいろんなブリーダーさんと出会って、始めていった感じですね。

たまたま、可愛いチワワを沢山飼ってて、関西のペットイベントでは有名なグラサン軍団のてんぱぱという方と知り合って、チワワの話で仲良くなったんです。ちょうど私がブリーダーやっていきたいなと思っている時に、その人も「俺もブリーダーしたいと思ってんねん、一緒に頑張ろうなぁ!」って話してたんです。その矢先にその人はがんが発覚して、ブリーダーの夢を諦めざる得ない状況になって…。「ブリーダーしようと思って迎えた子達をもらってくれへんか」って言ってくださって、引き取らせてもらったんです。

さまざまな巡り合わせで、ブリーダーの道につながっていったと。

そうですね。てんぱぱ経由で知り合ったキューティードール犬舎さんには、最初から「4匹産まれて2匹生き残ったらラッキーと思った方がいい世界やで」って、楽しいかわいいだけではないってことをビシッと言われました。ブリーダーを始める時にいろいろと相談に乗ってくださる方もいて、すごく助けてもらいました。本当に人との巡り合わせがよかったなって思いますね。

最初の種雄を迎えさせてもらったプリティーアップル犬舎さんもいい人で、出産のことなどの相談で電話をすると夜中でもいつも出てくれて、「生かして勉強、死なして勉強やでな」って言葉をかけてもらいました。ひどい言葉に聞こえるかもしれないけど、その通りで、ブリーダーはずっと果てしない勉強みたいな感じ。この言葉を忘れたら、ブリーダーとして終わりやなって思ってしまいますね。
ブリーダーを始めてから知り合ったゴールデンハウス犬舎さんは、お客さんとの関わり方やいろんなことで困った時も相談に乗ってくださったり、ほかにも何かと気に留めてくださったり。本当に周りの人たちにいつも助けられてます。

先輩方がいろいろな形で、大切な教えを施してくれたんですね。ブリーダーを始めて、ご家族はどんなリアクションでした?

お母さんは実はワンコが苦手なんですよ。お母さん以外は家族みんな動物大好きやのに。だから、お母さんは最初「なんでそんなことすんの?」って感じでした(苦笑)。ブリーダーっていいイメージがなかったみたいです。でも、最近は私の代わりに子どもの送り迎えをしてくれたり、ワンコのお産で眠れへん時とか「ごはんつくろうか?」って聞いてくれたり、助けてくれるんで、ありがたいですね。

交配や出産の時は いつもドキドキ かわいさも重要だけど 「健康」が一番

STORY 02

漠然と選んだチワワですが、改めて今はどんな魅力を感じていますか?

いろんなカラーや毛質の子が産まれてくるのが、面白いなって思います。次はどんな子が産まれてくるのかなって。毛も昔はロングが好きやったんですけど、スムースが産まれるようになってから、スムースってなんでこんなにかわいいのって思うようになって(笑)。

ロングの女の子はツンデレの子が多い印象で、スムースは男の子も女の子も関係なく甘え上手な子が多くて、毛質による違いも面白いですよね。

毛質によって特性が異なるって不思議ですよね。そんな子たちを育てるうえで、大切にしていることは?

ブリーダーがしたいと思った頃に、何も知識がないままブリーダーはできひん!と思って、「ブリーダーお掃除のバイト」の求人を見つけて、したことがあるんですよ。だけど、私からしたらそこはプレハブの中にいろんな種類のワンコやニャンコたちが何百頭もおるようなところで、ブリーダーとは?って感じでした。しかも、その頭数を二人でやりくりしなければならなくて。
バイト中、なんでかわからないけどずっと頭痛がひどかったんですよね。今思うと、その環境にストレスを感じていたんやと思います。ブリーダーというよりパピーミルみたいな感じでした。ただ、プレハブごとに多少の遊び場や扇風機があったから、まだましだったのかもしれません。

だけど、頭数があまりにも多すぎるし、水やフードの器は一つ一つ洗わないから苔だらけ。お風呂は入ってないから汚すぎて、抱きしめてあげたくても抱きしめてあげることもできなくって。そんな自分も嫌だったし悲しかった。結局そのバイトは長く続けられなかったけど、その経験があるから、できるだけ我が家の子たちは清潔にして、愛情かけてあげたいなって思ってます。

あと、くーちゃんが若い時に足を痛めて、前十字靭帯断裂と膝蓋骨脱臼と半月板損傷が重なって、二回手術することになってしまいました。その時に、ワンコって骨格が大事なんやって思うようになったんですよね。だから、丈夫な骨格健康な子に育つように、健康な子が生まれるようにワンコのかけ合わせは意識してます。

かわいさも重要やけど、自分の好きな形ばっかり目指してるとかわいそうな子が生まれたりするから、やっぱりスタンダードは大切だなって思います。かけ合わさない方がいい血もあったりするから、交配の時は血統書とにらめっこするし、血統書だけじゃわからない時もあるので、先輩ブリーダーさんに祖先はどうだったかなど相談してますね。

交配も出産も、きっと想像よりはるかに大変なことですよね。

交配も、この子とかけ合わせたいのにって思っても、肝心の男の子が反応してくれなかったりもしますしね(苦笑)。女の子によっては、出血がなかったりもするし。交配のかけ合わせも、ダメな組み合わせや合わない血があったりしますしね。先輩ブリーダーさんたちから教えていただく祖先の情報は、本当に貴重って思います。

出産も、帝王切開のタイミングの見極めはいつもドキドキしますね。早くても遅すぎてもダメだし。ワンコたちはしゃべれないから、人間の判断に委ねるしかないですもんね。体温も一気に下がればいいって言うけど、下がらない子もいたり数日空けて二回アップダウンする子もいたりするから、当てにならない時もあるし。出産前って不安からか、ワンコの表情が変わったり後追いが始まったり、おなかの硬直なども起こってくるから、なるべく気をつけて見るようにはしてます。

今は、待てる時はなるべく陣痛ギリギリまで待つようにしてるんです。私の感覚だけど、本格的に陣痛が来て痛みを経験したお母さんたちは、陣痛が来る前に帝王切開をしたお母さんより、はやく赤ちゃんに愛情が湧いて面倒見てくれるんです。
だけど、無事に生まれてきてくれても、どんだけ手を尽くしても、亡くなってしまう子がいるのは事実で、初めてそういう子を経験した時はあまりのショックで二週間ほど立ち直れなかったです。今ではその子が産むカラー、性別の淘汰率などの統計をとって、今後はその子から同じような子が生まれないように交配していったらいいという方法を、キューティードール犬舎さんに教えていただいて、命の重さについて考えさせられるようになりました。

命と向き合うお仕事ですもんね。

しゃべることができないワンコだから、ワンコたちの調子が悪い時も、追求しなかったら気になってしまって。まあいいか、って判断が命取りになるかもしれないし。不安だと思う時は何件かの動物病院に行って、それでも診断・治療方針ににすっきりしない時は専門病院に行ったりしますね。ワンコたちも人間と同じで、セカンドオピニオンは必要だと思ってて。お医者さんによって診断や治療などが違ったりするし。実際、周りのワンちゃんも、セカンドオピニオンで命が助かったってことはよく聞きます。それに、自分で治療法を決めなかったら後悔するやろうし、獣医師さんのせいにもしちゃいそうで。

ほんまやったら病気とかはない方がいいんやけど、我が家のペットちゃんたちでさまざまな症例を経験しちゃってて。その時は毎回焦るんですけど、後になると、毎回この子たちは身をもって私に教えてくれてるん? って思ってしまいます。飼い主さんが困った時にちゃんとしたアドバイスができるから、これも経験としてありがたいことなのかなと思います。

ワンコを新しい家族に 送り出して喜んでもらえた時は やっぱりすごくうれしい

STORY 03

ブリーダーを続けてきて、よかったと感じるのはどんな時でしょう?

かわいい子が産まれた時!めっちゃかわいいやんって、純粋にうれしいですよね。あとは、死んでしまいそうなところで手をかけた子が大人になって、新しい家族のもとに行った時は、よかったなって思います。ちゃんと大きくなってくれてよかったって。

新しい家族にワンコを送り出して、飼い主さんがすごく喜んでくれた時も、やっぱりうれしいですね。もともと接客業が好きで、飼い主さんとしゃべるのも好きやから、見学や引き渡しで来て、気付いたら何時間も経ってる時もあるんですよ(笑)。

引き渡しの時は、どんな話をするんですか?

ペットじゃなく家族の一員として、「かわいいかわいいだけじゃなく、時には我慢をしてください」と話してます。
まずは、「ケージから出してかわいがりたくても、最初の二週間はなるべくケージの中で過ごすようにして、新しいおうちの環境を教えてあげる期間にしてくださいね」ってこと。すぐに出しちゃうと、ワンコが「この人めっちゃ出してくれる」と思ってワガママになったり、ぎゃんぎゃん鳴くようになったり。いきなりフリーの時間を作っちゃうと、トイレもできなくなっちゃったりしちゃうんですよね。

後はお風呂とか爪切り、耳のケアの方法とかも、教えてほしい方には実践しながら伝えたり。あとはしつけの方法だったりも。基本的なしつけは本に書かれてるけど、その子の性格とかクセによって、しつけの方法も変えないとダメなこともあるやないですか。
最後には、「緊急の質問があったら、24時間いつでも電話してきてくださいね」って伝えてます。わからない時や不安な時は、その都度連絡してきてくださいねって。

そうなんですよね。その子の特性を把握してるブリーダーさんに相談ができるのは、飼い主としても安心だと思います。

ペットショップで迎えると、相談できる人がいなかったりしますもんね。ブリーダーさんから迎えた子なら、ブリーダーさんもその子の基本的な性格をわかってるから、相談にも乗ってもらいやすいですよね。私もたくさんの先輩ブリーダーさんたちにいろいろと助けてもらって、本当にありがたいなって思ってて。だから、私もそういうブリーダーでありたいなって思ってます。

CHIHUAHUA うちのチワワ

COMING SOON

現在、飼い主さんを募集中のワンコはいません。

INFORMATION 基本情報

動物取扱業登録番号
販売第30110-01号
見学地住所
滋賀県甲賀市
犬舎運営者
河本 美帆
飼育犬種
チワワ

・ご見学をされたい方へ

まずは見学予約フォームよりお気軽にご連絡ください。
メールにて予定が合う日を調整させていただければと思います。

・必ず読んで下さい

お問い合わせ時に家族構成、ペット可住宅か、ご家族の同意など確認された旨、記載してご連絡ください。

必ずご家族の同意をご確認していただいてからお問い合わせしてください。

サイトによりお値段が違います。

成長過程により値段の変動することがあります。お問い合わせ時と変わることがございますが、ご予約後に関しては変動は致しません。

基本値下げは致しません。トゥインクルっ子2頭目~お迎えの方のみ、お気持ち少しさせていただいております。

他府県の代行販売、別途料金かかりますが可能となっておりますのでご相談ください。

お問い合わせいただく前に、
必ずご確認いただきたいこと

  • ワンコと過ごす時間を十分に取れる状況、幸せに育てられる環境(住宅)ですか?
  • 新しい家族を迎えることに家族全員の同意は取れていますか?
  • ご家族に動物アレルギーの方はいませんか?
  • 家族として迎える準備、最期の時までそばにいる心の準備や覚悟はできていますか?
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